東海道五拾参三次之内 保土ヶ谷 新町橋
保土ヶ谷宿の浮世絵
JR東海道線の保土ヶ谷駅の改札の横に、浮世絵が飾られていました。 JR東日本のホームページによると2016年10月から順次浮世絵パネルが設置される(た)とのこと。
保土ヶ谷駅は2017年3月予定、とのことです。(撮影:2017年8月)アルミ製の立派なものでした。
参考 「東海道線の宿場8駅に 浮世絵パネルを設置します」
東海道五拾参三次之内 保土ヶ谷 新町橋
絵師:歌川広重 制作年:天保4年(1833)頃
版元:竹内孫八 鶴屋喜右衛門 判型:大判錦絵
所蔵:斎藤文夫コレクション
帷子川に架けられた新町橋、家並みは保土ヶ谷宿である。
供を従えた駕籠と深編笠の虚無僧、橋のたもとには「二八」の蕎麦屋の看板があり、女たちが立ち話をしている。
そこへ、笠を被った男たちの集団が通りかかる。宿場の屋根の連なりと松並木に沿った東海道を、江戸へ向けて男たちは進んできたのである。
宿の裏手の田畑には、鍬をかつぐ農夫と子どものすがた、日々の暮らしのなにげない光景が郷愁をさそう。
Hodogaya,Shinmachi Bridge
From the Series The Fifty-Three Stations of the Tokaido
Artist:Hiroshige Utagawa Year created:Around 1833
Publisher:Magohachi Takenouchi & Kiemon Tsuruya Format:Oban woodblock print From the collection Fumio Saito
On the other side of the Shinmachi Bridge which extends across the Katabira river are rows of houses of the Hodogaya-juku. A palanquin and its bearers as well as Zen priests of the Fuke sect are seen crossing the bridge, while women stand around the buckwheat noodle shop Nihachi's sign to chat. A group of men wearing straw hats appear to be passing by. The group, heading for the City of Edo, have been travelling along the Tokaido Road , depicted in this picture as lined with pine trees and houses of the post station. The everyday scene of a hoe-carrying farmer and his child in the fields behind the inn adds a nostalgic touch.
思うこと
東海道を歩き始めた初日に保土ヶ谷を通過しました。先に進むことだけを目的にしていたためあまり写真もありませんが、その後 何度か 用事があって保土ヶ谷周辺を訪れました。
なかなか 史跡は探せていませんが。
このパネル。
JR保土ヶ谷駅に設置しています。
ぜひ 多くの方々に見ていただきたいと思います!ほんと 立派。
保土ヶ谷駅は若干東海道からずれてはいるのですが、駅を訪れた時にでもご覧ください!
参考MAP
※地図の位置は、手作業で行っているため、若干のずれがあります。訪問の際は正しい地図をご確認ください