15吉原宿から蒲原宿へ歩く

015吉原宿 016蒲原宿 東海道 富士山

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旅の概要

  • 015 吉原宿→蒲原宿
  • 距離 11.1キロ
  • 自治体 静岡市
  • 最寄駅 JR新蒲原駅下車
  • 前の宿場町 吉原宿へ向かう
  • 次の宿場町 蒲原宿へ向かう

旅の行程

吉原宿から蒲原宿へ歩く

丸みを帯びた岳南鉄道


2013年9月の三連休初日に、訪れました。
この翌日、兵庫県の実家で祖母の法事があったので実家に帰る前に東海道を歩くことにしました。
JR吉原駅から岳南鉄道に乗り、吉原本町駅で下車し、そこから歩き始めたのです。
岳南鉄道は2012年、超胸キュンNHKドラマ『はつ恋』のロケ地になっていました。
そのため、岳南鉄道吉原駅に木村佳乃さんと伊原剛志のサインがありました。

岳南鉄道のことは以前「原宿から沼津宿へ歩く」のページにも書いたのですが2013年に「岳南鉄道」から「岳南電車」となったようです。

活気のある商店街を歩く

吉原駅を降りるとなかなか活気のある商店街が続いていました。
「つけナポリタン」を提供しているというお店も載っている『富士市の東海道とウォーキングコース』というマップを片手に歩きます。
ただ、残念ながら、10時前に吉原本町を出発したこともあり、商店街もまだ多くのお店が閉まっていたし、まだまだランチの時間でもなく、残念ながらいつものように先を急ぎます。
2013年です。
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」が世界遺産に登録された年ということもあり、富士山グッズを売っているお店はあいていました。水色と白のコントラストが新選組みたいなグッズもあり、ほしかったのですが、そんな無駄遣い、男どもは許しません・・・・。

間の宿

吉原宿と蒲原宿の間には「間の宿」というものがあります。
距離が長かったり峠があったりして旅が困難な時に自然とうまれたようなのですが、このあたりは富士川が近いからでしょうか。
増水すると渡るのが厳しかったかもしれません。

富士山の見えない富士川を渡る

この富士川の増水は江戸の人たちを足止めするだけでなく、私たち現代人も足止めをします。
私たちが歩く旅をした2日後2013年9月16日、私たちが横浜に帰る日に台風が直撃し、大変なことになりました。我が家は新幹線自由席の切符だったので、新幹線復旧後、新大阪駅発の新幹線でそれぞれ分かれて一人ずつ座って帰路につきましたが、指定席の変更をする方々でみどりの窓口は大混乱でした。
富士川を通るころは夜になっていたので、見えなかったのですがかなり増水したようです。

そんな台風を予感させる日だったから、富士川を渡る時も残念ながら富士山は見えず・・・。天気の良い日に新幹線で富士川を渡ると、とってもきれいな富士山が見えるので、歩いていたらさぞかし・・・・なんて思っていましたが、今回は残念ながら、全く見えません。あぁ、富士山の町なのに、残念すぎる・・・と、ぶつぶつ文句を言いながら歩いていました。そしてこの日は暑かった。台風前の蒸し暑さのせいで歩くのが嫌になりそうでした。
→2017年12月 富士山がよく見える日にリベンジ!

岩渕一里塚発見

富士山にも会えず、史跡にも会えず ようやく一里塚を発見し、「東海道を歩いてるぞ!」という気分に↑↑。ふたつの塚がそのまま残っている貴重なものです。
→2017年12月 富士山がよく見える日にリベンジ!

謎の物体


そして新幹線のガード下をくぐりました。今(2017年9月)思えば東海道を歩いていて新幹線のガードをくぐることなんて、あまりなかったように思います。
もしかしたら、何度かはくぐってたかもしれませんが、踏切があるわけでないので、あまり新幹線に気付けなかったのが残念。

このガードは多分2レーンですね。すっごい短いガードだったのだけど、壁についている鉄の板??みたいなのがなんなのかわからず、いくつも写真を撮ってしまいました。帰ってきてネットで調べてもよくわからず、どなたかに教えてもらいたい・・・・・


東名高速を越え静岡市へ

そして、東名高速の上を渡って静岡市に入ります。静岡市・・・・なんですよね。
以前は蒲原町だったのです。マンホールも蒲原町とも出会いました。
平成の大合併で合併して2006年に静岡市になったそうです。お隣の由比町が静岡市に入る2008年まで飛び地だったそうです。

謎の解決 日軽鉄管路



蒲原というと、小さい頃から何だろうと思っていたのが、コレです。
東海道線からよく見えて、すべりだい?プール?なんて妄想を浮かべたこともありました。
「日本軽金属株式会社」という企業の発電施設とのこと。謎が解けました!
そして、いつものように12時を過ぎてお昼がとれそうなところで昼食をとるのが習慣になっていたのですが、ぜんっぜん食べるところと出会えなくって新蒲原駅近くのバーミヤンで昼食にありつきました。実は、新蒲原駅のあたりは、空腹に負け、線路より海側の東海道ではないところを歩きました。おかげで出会えなかった史跡もありますが、それも我が家ということで。

サッカーの町-静岡市


旧蒲原町なのですが、静岡市なんだと思わせるのがマンホール。サッカーのマンホールです。歩いていたころは、サッカーとは縁のないRonでしたが、現在はサッカー部。このあたり、サッカー部だと興奮するのかなぁなんて思うけれど、いや、中学2年生ともなると、興奮することもないでしょうねぇ。
新蒲原駅を過ぎて、もう一度東海道に戻るときに夜の雪記念碑に出会えました。蒲原町の文字のあるマンホールなんてみると、嬉しくなります!

蒲原宿の旧五十嵐歯科医院


古い町、しかもお休み処なんて書かれていると、入りたくなっちゃうのに男どもは、そんな私の気持ちなんて忖度してくれません(2017年だからこそコトバです)。
だけど、トイレにだけは行くんです。コンビニもなかったので『歯科医院』に入りました。
これがなんと素敵な歯科医院だったのです。歯科医院といっても、『旧五十嵐歯科医院』といって、国登録の有形文化財の建物です。
外から見ると洋館なのですが、中は和風。
でも二階の診察室は洋風。
ノスタルジックな雰囲気を見て、思い出したのが、私が通っていた中学校でした。
あの建物もけっこう古くて洋館な感じでした。
こちらの係員の方がとても親切な方たちで、お部屋を案内してくれました。旧五十嵐歯科医院のページも作成しますね!(どんどん・・・・記憶が薄れていく・・・・)

もうすぐ蒲原駅


さぁ。もうすぐ蒲原駅です!Ronも変なテンションで歩いています!
今回は蒲原駅まで。JR蒲原駅から東海道線に乗って静岡駅から新幹線に乗って新大阪に向かいます!

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