旅の概要
- 008 平塚宿→大磯宿
- 距離 2.9キロ
- 自治体 大磯町
- 最寄駅 JR大磯駅
- 前の宿場町 平塚宿へ向かう
- 次の宿場町 小田原宿へ向かう
旅の行程
(2013年1月)
平塚宿から大磯宿へ歩く
この日はJR平塚駅を出発。雲ひとつない、冬晴れの日で、是非とも富士山が見たい、と思いました。ここまでくると、見慣れてきた上方見附・江戸方見附。
碑だけでなく、昔を偲ばせる石垣があるのが、嬉しいです。
平塚宿の浮世絵にある高麗山は『ザ・山』といういでたちの山です。
【我が家の定義としては、周りに高い山がなくぽっかり浮かぶ山。それが『ザ・山』】
平塚市から大磯町に入ると、街道沿いに藁ぶき屋根の建造物もあり、気分が揚がります。横浜ではなかなかこんな道沿いではお目にかかれません。ちょっと得した気分なので、写真も撮ってしまいます。
水車がある蕎麦屋さんも見つけることができました。
東海道を歩いていると、先を急ぐこと重視で、なかなかこういう感じのいいお店に立ち寄ることができません。けれどこの「車屋」というお蕎麦屋さんのように雰囲気のよいお店に、旅の途中に訪れることができたら、もっと気分が揚がるんじゃないかなと思ってしまいます。
大磯駅の近くには史跡や碑がたくさんありました。そういえば、昔この辺りは、偉人たちの別荘地であったと聞きます。
そんな中、島崎藤村の旧宅があるということで、立ち寄ってみました。(無料!)
東海道より少しだけ中に入り、そうすると、住宅街の一角に藤村の家がありました。
もちろん案内板はかかっていますが、とても仰々しいものではなく、住宅街の中の島崎さんちに「ごめんください」と、入ってみました、という感じで、お邪魔することができます。
そして富士山!大きな富士山が文字通り、「頭をのぞかせ」ました。とてもきれいな富士山で、嬉しくなります。
そんなこんなで、大磯宿をあとにして、次は小田原宿へと向かいます。
旅行記案内
東海道をのんびり歩く旅6 平塚宿~大磯宿 by 4travel