旅の概要
旅の行程
由比宿から興津宿へ歩く
実際は興津宿から由比宿へのぼって歩く決意
静岡の東海道を旅する頃からは、細かい計画を立てました。宿泊を伴う旅なので、時間と距離を無駄にしたくありません。でも、欲張りたい!
ただ、小学4年生Ronと一緒の旅なので、無茶もできません。慎重にならざるを得ません。
さらに 今回の行程においては大きな目的がありました。
「さった峠」で「富士山」を見たい!
西から東へ向かいながら歩くと、富士山を見ながら歩ける!
そんな野望を持っていました。
その結果、この蒲原宿から由比宿までの行程は
興津駅→薩た峠→由比駅と 決めました。
そのようなことを考慮に入れて旅の計画を立てました。
というわけで、今回は興津駅からのぼって(西→東)歩く行程になります。
文章は西から東へのぼって書かせていただきます。
富士山が見えない
この行程を歩いたのは2014年3月。3月なので、春霞のシーズンだったのが残念。
青春18きっぷを使って1泊2日の旅です。
青春18切符を愛用する者にとっては折り返し駅でもあることから、乗換駅として利用してきました。
その興津駅に初めて降り立ちました。
興津駅に降り立ち、さった峠で富士山が見えることを夢見ながら歩きました。
そんな時、いきなりあらわれた 女体の森!
いったい何があるのか、わからないまま通り過ぎました。
富士山の方を見ながら歩いているので、快晴ならば、富士山が見えるはずなのです。
でも残念ながら裾しか見えない行程が続きました。
相変わらず海があると、時間は気になるものの海に降りたくなります。
テトラポットをみると、三宮から明石に向かう車窓を思い出し、懐かしくなります。
あこがれのさった峠へ
階段を上り、いよいよさった峠!
いや、わかっていましたよ。
この天気ですもん。
残念ながら 富士山を拝むことはできませんでした。
ため息です。
こうなるはずでした。
さった峠はみかんの山
さった峠は、みかんの山?でした。
みかんが積み上がった山、というわけでなく、みかんがいっぱいなっている山。
みかんがいっぱい売っている山。
農家のみなさんが収穫していて、味見させてくれて、そしてみかんを買いました。
甘くておいしいのですっ。
山にはところどころにみかん収穫用?のレールがありました。
山を下りると、街道らしい風景に戻り、一里塚もありました。
民家の前にも、みかんが売っていました!
おうちの桟にお金の箱があって、おうちの中からお金をとれるような不思議なしかけ?のおうちもありました。
すばらしき再利用
消火器具が入っている、冷蔵庫!!リユースです!その街に住む人にとっては、きっと日常の光景なのでしょう。
でも初めて訪れた者としては、非日常の光景で、みかんの山にしてもこの冷蔵庫にしても、写真におさめたくなりました。
そして今回は西から東へのぼっているので、由比漁港の桜海老をめざします。
なお、アイキャッチ画像は、翌日リベンジした時にさった峠で撮影した写真です♡